子供と一緒に食べる鍋
30年近く前、当時の夫と小さな娘と暮らしていました。
冬になると鍋を囲みたくなるのですが、お酒が好きな夫婦で
鍋の時はご飯を炊きたくありません。
元々、夫は昭和の生き残りみたいな人でしたから家でご飯を食べることは稀なのです。
私と子供だけだと1合も炊けば1日過ごせるほどの少食です。
そこで考えたのは関西のうどんすきを真似した鍋でした。
基本材料は 鶏もも肉、白菜、ぶなしめじ、料理酒、醤油、大根おろし
もちろん これだけでは飽きるので、他の野菜や椎茸なんかも入れます。
銘々の鍋用椀によそうので子供には白菜の柔らかい所などをよそっていました。
関西のうどんすきはいただいたことがないのですが、うちではうどんを熱湯でほぐしておいて
鍋に料理酒と醤油で味をつけ一煮立ちさせたら、すぐに子供が食べられそうな分だけうどんを鍋に入れるのです。
ほぐしてあるので1玉全部入れる必要はありません。
余ったら、夫婦のどちらかがその晩のうちに食べていました。
うどんの良いところはご飯と違って必要以上に出し汁を吸わないので、子供用のうどんがすぐに出来上がるし、
その後に自分達の野菜や肉を入れてもうどんを入れる前と同じように食べられるのです。
出し汁の味を調節するのも簡単ですし、最後寝る前には鍋の中の具を出して出し汁だけにして寝ます。
そして、朝 まだ寝ていたいのに子供が起きて来たら、今度こそ冷やご飯の出番です。
お粥にして子供に食べさせるのです🤣
私も何度もこのお粥をいただきましたが、前日の肉や野菜のエキスが溶け出ていてすごく美味しいお粥になるんです。
冬の寒い朝、手間要らずで豪華なお粥だと思います。
鍋を洗う手間が1回で済むのも良いですね。
子供がある程度大きくなったら溶き卵を落としても良いです。
大人はお粥に味ぽんを入れるのもお薦めです。
寒くなったら是非やってみて下さい♬